【食】×【美容】で考える美容師の可能性ー坂東花菜子(ばんどうかなこ)ー

「フリーランスになったことで自由な時間を作ることができた」


この記事を読んでいただいているクルーの皆さんの中にもそんな方が多いのではないでしょうか?

フリーランスになったことでできた自由な時間を自分の趣味の時間にあてる方もいれば、美容師以外の別の何かに挑戦するための時間に使うという方もいらっしゃるかと思います。


自分のやりたいことや挑戦したいことに時間を使うことができるのもフリーランス美容師の魅力の一つですよね。


そこで今回は、美容師としてサロンワークをしながらも、ご両親が経営される飲食店のキッチンに立ち、自身の美容師としての可能性の幅を広げている心斎橋店の坂東花菜子(バンドウカナコ)さんをご紹介していきたいと思います。



美容師をしながら家業をサポート

私の実家は飲食店を経営していて、美容師をしながらお店のお手伝いをしています。

無農薬の野菜や無添加のものにこだわった食材をつかったオーガニックをコンセプトのご飯屋さんで、ジャンルとしては創作系がメインになります。



↓ 坂東さんがお手伝いをしているご実家のお店「ビルトロカフェKuKKa」さん ↓

ビストロカフェkukka(クッカ)

〒574-0041 大阪府大東市浜町1-20

https://www.bistro-cafe-kukka.com/



お店自体はコンセプトを変えつつ10年以上続いていて、私の仕事の内容は、仕込みから調理、料理提供、接客まで全部担当しています。


一見仕事量は多そうに見えますが、スタッフは私含め2〜3人で回せるくらいなので、さほど大変ではありません。

基本的に私はランチタイムに入ることが多く、母と私、もう一人の方を含めた3人のスタッフでお店に立ちディナーは母と父二人で営業しています。


お店の手伝いは週に2〜3回ほどで、店の仕事が終わってからサロンワークなんて日もありますが、美容師としてのサロンワークの時間を多めにしています。


もちろんお店の手伝いをする日はあらかじめ決めていますが母が出張料理をしていることもあり、その日は自分以外でキッチンに立つ人がいなくなってしまうので、「どうしても」とご予約いただくお客様の対応ができないなんてこともあります。


また、美容師や実家の手伝いだけでなくヘアメイクのお仕事も外部からいただいたりするのですが、そのメイクの仕事と実家の手伝いの日が被ったりするとヘアメの仕事を諦めざるを得ない場合もあります。

お店には私の代わりがいないので穴を開けられない、というところがたまに大変さ感じる部分はありますが、私にとっては美容も実家の飲食店もヘアメイクもどれも大事なので何か一つを優先するということはありません。


フリーランスになる前は時間がなく、実家の手伝いはフリーランスになって時間ができるようになってから始めた仕事なので、、、副業歴でいうと4年目くらいですかね?


今のこの働き方はフリーランスだからこそできるものだと思います。



「顧客ゼロ」が美容師としての方向性を決めた


私は顧客ゼロの状態からフリーランスになったので当初は見込み客があまり多くなく、時間はたくさんありました。


美容師以外の別のお仕事を始めるためにフリーランスになるという方もいるかもしれませんが、私の場合はフリーランスになって時間ができたことによってお店の手伝い(副業)を始めた感じになります。

もしかしたらその当時、しっかりと時間を確保することができたから今の働き方に繋がったのかもしれません。



実家のお手伝いとはいえ勿論お給料は時給でしっかりともらっています。

とはいえ私自身料理が好きで、実家の手伝いは時間がある限り続けたいと考えています。


また、実家の手伝いをしていく中で食べ物の大切さを知り、そういったものの重要性を伝えていきたいと思うようになりました。

「食」に触れいてることを活かし、今後は美容師を続けていく上で今の経験から食育や食べ物の大切さを交えた発信をしていきたいと考えています。


ちなみに私のインスタアカウントでは美容師としてのスタイル投稿だけでなく料理の投稿も少し織り交ぜて発信しているので是非見てみてください。


https://instagram.com/kanako_bando?igshid=OGQ5ZDc2ODk2ZA==

(坂東さんのインスタアカウントはこちら)



食と美容、どちらも大事にしていきたい

サロンワークにおいては、元々そういった「食」に関して興味あるお客様が多くいらっしゃるので自然とそういった話になり接客中での会話も弾みます。


「食」を気にされる方とヴィーガンのお客様というのは繋がるところがあり、自然と居心地のいい環境で(居心地のいい関係のお客様に囲まれて)サロンワークをすることができています。


また、実家の飲食店もオーガニックをコンセプトにしているのですが美容師としても共感していて、お客様に対しても私だからできることはないかと考えるようになりました。

その思いからサロンワークで使用する薬剤もビーガン系のものや動物実験を行なっていないものをメインに使うようになったんです。

カラー剤であればナンバースリーのHUE(ヒュー)ー、ブリーチに関してもヴィーガンブリーチスタイリング剤であればO-WAYのものを使っています。


美容師を始めた当初はそんなの気にしていなかったですが、こういったヴィーガン薬剤を使い始めたのも食に携わっていたことがきっかけだなと思います。



「食」から学んだこと

普段生きていく上で肉、魚、卵は当然普通に口にしますよね?

もちろん食べる分にはいいと思いますが、安く売られているものには理由があると思うんです。

その理由を知った時、動物がいてこその私たちであるということ、不必要な犠牲があってはダメということ、敬意を払うのであれば考えた選択と行動しなければいけないと思うようになりました。


もともと好きだった料理ではありますが、フリーランスになって時間ができたことで始めた飲食店の手伝い、そこから美容師としての考えやマインドが作られたことは【食×美容】をやってきてよかったことだなと思います。


最後にご飯屋さんとしてGOTODAYのクルーに一言

「人は食べたものでできています」

ですかね。


オーガニックをコンセプトにした創作料理に興味がある方は、是非私が働いている【ビストロカフェkukka(クッカ)】にも遊びに来てください。



もう一点、オーガニック系の創作料を理作っている美容師として、美容師の観点から興味を持っていただいきたいと思うのは「ヴィーガンの薬剤でもクリエイティブは創れる」ということです。

サロンワークで使っているヴィーガン薬剤はHattでも購入できるので興味がある方はぜひ試してみてください。



⬛️坂東花菜子(バンドウカナコ)

・GOTODAY SHAiRE SALON心斎橋店所属 /  心斎橋店CM

・坂東さんのインスタグラム

・ビストロカフェkukka(クッカ)
 〒574-0041 大阪府大東市浜町1-20
 https://www.bistro-cafe-kukka.com/




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